先日、妻と久々に東博に行き、「京都―洛中洛外図と障壁画の美」を見てきました。

京都―洛中洛外図と障壁画の美」

ちょうどKaの1年点検の時期だったので、朝ディーラーに預け、帰りに引き取ることで、駐車代を浮かすと言うせこい作戦で行くことにしました。

もともと大の地図好き…と言うか、航空写真も好きなので「俯瞰好き」と言った方が当てはまるような自分にとって、「京都―洛中洛外図と障壁画の美」のような俯瞰の日本画はまさにマストな展覧会。今回出展される7つの洛中洛外図屏風のうち、前期は狩野永徳の国宝上杉本をはじめ4つが展示され、他のものは電光のサンプルが置かれていましたが、思った通りの楽しさでした。

琳派展や等伯、若冲などの超人気展に比べれば、人も少なく、作品展数も少ないんですが、描かれている人々を最前列でじっくり観賞していくと、かなりの時間がかかります。あまり立ち止まって見ているわけにもいかないので、じりじりと進みますが、あれだけの大きな絵ですから、結局2周してしまいました。当時の人の生活振りを楽しむという点では、やはり賑やかな舟木本が楽しめますが、残念ながら後期の展示になる池田本も同様に多数の人が描かれていて、実物を見てみたかったです。

また、とくに今回は図録を楽しみにしてきたんですが、やはりあれだけのスケールが収まり切るはずもなく、拡大された図版の収録は嬉しいんですが、そこまで拡大しなくてもいいので、もうちょっと多くの場面を収録して欲しかったかなと、少し残念な面も。

東京国立博物館のカリン

ところで、東京国立博物館の敷地内にはかりんの木が何本かあって、ちょうど季節なのか、実がコロコロ落ちて転がっており、「これはかりん酒にいいぞ」と、きれいそうなものをいくつか選んで頂いてきてしまいました。先日、梅酒用(つまり20度)の富久錦純米原酒を間違って購入してしまい、そのままにしていたのがあるので、浸けてみましょう。

イアナック

展覧会の後は、一旦上野駅に戻って電車で西日暮里へ。駅のすぐ近くに「イアナック」という「メゾンカイザー」で修行をした方が独立して出したお店があるというわけで、ハード系好きの我々としては興味がありました。どうも変な名前だと思っていたらイアナックというのはオーナーシェフの金井さんお名前Kanaiをひっくり返しただけなんだそうです。カンパーニュはライ入りでちょっと酸っぱいんですが、焼き加減が絶妙で味にも幅があってとても美味しい。でもどうだろう、渋谷でいつも行くゴントラン シェリエと並んで建ってたらやっぱりゴンちゃんに行ってしまうかな。ゴンちゃんは美味しい上に安いのが魅力です。

谷中商店街

イアナックの後は細道を日暮里方面に向かって歩き、谷中の商店街を散歩しました。活気がある商店街と言うのはいいですね。途中の八百屋で白菜が安かったんで、つい買いそうになりましたが、持って帰るのがしんどそうでやめました。

ちょっと小腹が空いてきたので、階段を上がったところにあった煎餅屋で1枚ずつ購入、外で食べるおせんべいはなぜこんなに美味しいんでしょう。

谷中商店街

日暮里からは京成で帰る予定でしたが、まだちょっと時間があるので、駅前の駄菓子問屋に寄ってみることにしました。日暮里の駄菓子問屋に来たのはもう10年くらい前になるでしょうか。駅前が再開発される前のことで、狭い路地に駄菓子問屋が軒を連ねて、独特の匂いのする楽しい路地だったのを覚えています。今ではすっかり変わってしまって、駅前ビルの中に2軒入っているのみとなってしまいました。その駄菓子問屋のおばさんによれば、以前は150軒以上あったそうです。来月のオフ会用にすこし購入して帰りましたが、オマケで下の写真のようなお菓子をくれました。盛り沢山でいい1日でした。

あんをわすれたどら焼