さてさて、予告通りカール・ベームのモーツァルトがやってきました。
紙ジャケですぜ、紙ジャケ
中学時代に友人からダビングしてもらい、(時効?)それがどこかへ消えてしまってからもう20年近くになるだろうか。曲はモーツァルトの交響曲40番と41番。「これだよ、これ!」というのがまず最初の感想だ。テープをなくした後、我が家ではブルーノ・ワルターのコロンビア響のものがモーツァルトそのものであった。それにワルターの演奏だって確かに気に入っていたのだ。しかし、今回再会を果たしたベームを聴いた瞬間、20年前の自分にもどってしまったのだった。荘厳で格調高いモーツアルトこれこそが自分が初めて親しんだクラシックだったのだから。
ワルターのあたたかい演奏もいい、しかし、自分の勝手なイメージで言うと、このモーツァルトの最後の2つの交響曲はベームのイメージのほうがしっくりとくる…気がする。まあ、今主流の古楽器での演奏や、他の指揮者を聴き込んだわけではないので、良い悪いなどの評価はできないが、まさに自分の音楽のルーツが帰って来た事はすなおに喜ばしい。ジュピターの最終楽章、これを味わいたかったのだ。
中学時代のその友人とは全然会っていないが、日本で有数の交差点一角できっと布団を売っている事だろう。

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