さて、いよいよシトロエンの走りである。このサイズで1.6リッターなのだから、走りも元気でないはずもなく、エンジンもなかなか、というより予想以上にスムーズ。
500が睨んでるー
一番の特徴はやはりセンゾドライブというミッションだろうか。日本語訳にすると「ほぼ、マニュアル」(笑)
フルオートモードにしていてもクリープ現象はないし、上り坂ではブレーキを踏んでいないと下がる。アクセルべた踏みで加速しようとしてもギアチェンジ時に加速が一瞬止まるため、前のめりになる。そのためフルオートモードでもギアチェンジしそうな頃に少しアクセルを緩めて意図的にシフトアップしてあげた方がいいようだ。まあ、そこまでするならパドル操作でシフトアップ/ダウンできるマニュアルモードの方が断然楽しい。レスポンスもなかなか早いので、いま迄の他社セミオートマたちよりも楽しいし、ブレーキを踏んで止まれば自動的に1速に戻してくれるのでまさにイイトコドリ。進化の楽しみなメカニズムである。
ボディ自体はさほど剛性感を感じないが、必要十分で、45タイヤの為か路面の情報はよく伝わるが乗り心地は良い。ただ、いい足回りかと言うと、フィエスタに比べたらフロントで曲がっている感覚が強く、若干古典的。よく言えば慣れている。ちょっと困るのはステアリングの重さを状況で変化させているのか、その機能が効きすぎて、コロコロ重さが変わってしまう事。「オイッ」と、つい言ってしまう。サスペンションもコーナリング中に継ぎ目等があると外にズレたり、ブレーキング時にも姿勢を乱しやすいなど、熟成不足なのだろうか。重心の低さは感じるが、フィエスタに比べると洗練されていない雰囲気だ。
昨日、C2をライターさんに引き渡して、フィエスタに交代。運転席に座るとなぜかホッとした。自分にとってはC2の遊び心もいいが、このような真面目でスッキリとしたものがいいのだろうか。フォードは量販車種の顔のデザインというものを解っている。こんなクリーンなクルマが街を多く走れば、雰囲気もきっといいだろう。さて、フィエスタ君は前回出来なかった高速走行でいよいよ本領発揮、安定しているのだが動きも軽快だしやはり姿勢の変化がきっちりしていて一体感がある。
購入したらまずタイヤを替えて、予算があればシートも交換すればもう完璧。やっぱりフィエスタNo1…かな?