Kahan Plus

検証・新型フィエスタ

新型フィエスタを好きな色に塗ってみたら…、一気に欲しくなりました。(笑)

やっぱりボディカラーは大事ですね。グリーン系はヨーロッパですごく奇麗に見えるんですが、日本では結構難しい色になってしまうのはなぜでしょう。
次に、パフォーマンス・ブルー調にしてみました。

Verve Conceptにような窓全体を覆っていたモールは下部のみになりましたが、このあたりの細かいディテールはST仕様で変わってくる可能性もありますね。
ここで兄弟車のデミオと並べてみました。

あくまで画像を見ただけの感想ですが、やはり似たような骨格を感じますね。それでもアプローチそのものは随分違うようです。それにフィエスタの低めの全高のせいか、あれほどスタイリッシュに見えていたデミオもこうして比べると、ごくフツーに見えてしまいます。フィエスタが3ドアモデルというせいもあるでしょうか、フィエスタも当然5ドアモデルを用意してくるようですが、どんな感じになるか興味があります。
デミオはサイドからの全体のプロポーションはきれいだと思いますが、Aピラーの勢いがないのと、やはりリアサイドウィンドウ上部のラインに一貫性がないのが残念です。一方フィエスタのAピラーからルーフラインにかけての流れはさすがと思わせるものですが、この付け根が前方に張り出したスタイルは視界に問題があることが多いので、果たしてどんな具合でしょうか。スタイリッシュであることも大事ですが、初心者の乗る機会の多いクラスだけに、視界をあまりに犠牲にするのもイケマセンよね。それとサイドミラーが肩から生えているのは良いんですが、ステーがあまりに太いのはちょっと重苦しい。ステーのみブラックアウトするのも手だったかもしれません。
また、デミオは少しキャラクターラインに頼りすぎているように見えます。フィエスタの方がライン自体の彫りは深いのに、サイドの面構成がしっかりしていて、なおかつリアへの繋げ方もうまいため、あくまでアクセントに徹しているのに対し、デミオはラインに翻弄されていると言うか、ねじれてしまっているせいで、面がなんと言うか不健康に見えてしまうんです。きっとリフレクションの奇麗さに差が出てしまうでしょう。
リアですが、デミオ同様フィエスタもデッキが高く、ハッチを使った荷物の積み降ろしはちょっとしづらそう。こういう基本を外さないのがヨーロッパのクルマだったんですが、シャシー共有化のあおりでしょうか、少し残念な部分ではあります。またリアウィンドウとコンビランプの間に細いピラーがありますが、これはない方がスッキリすると思うんですが、どうでしょう。
ちょっと画像も作ってみました。

でも、こうするといよいよFIT(JAZZ)みたいと言うことになっちゃうのかな?フィエスタはサイド面に回り込ませて、ヘッドライト同様サイドビューのアクセントにするという狙いがあり、アプローチは全然違っていると思うんですが、このへん難しいところです。
また、サイドからの流れで仕方ない部分もあるんでしょうけれど、もう少し重心が低く見えるデザインも模索して欲しかったところ。現行フィエスタのどっしりしていながら動きのあるデザインは大きな美点でしたからね。
17インチのアルミホイールはまた独特なデザインで、欧州フォードのこのクルマへの意気込みを感じます。フォードはなかなかアルミのデザインがうまいですね。

インテリアですが、こういうインパネの雰囲気はNOKIAの携帯電話のようで、きっとあちらの好みなんでしょうね。でも日本みたいにギリギリのところでラジカセチックになってしまうことは回避できていると思います。乗ってみないと使い勝手は分かりませんが、オリジナリティもあって面白いデザインではないでしょうか。
質感も大きく上がっているように見受けられます。部分的アップの画像を貼っておきますね。




この新型フィエスタ、Verve SEDANながら前回掲載したサイズ通りにコンパクトにまとめられたのであれば、価格上昇も最小限だと思いますし、かなり魅力的なクルマだと思います。リチャード・パリー・ジョーンズ氏が抜けたことは気になるものの、なんとかSTも含め輸入してもらいたいところ。販売台数がネックならマツダで扱ってもらえばいいじゃない~と思うけれど、そうそう簡単な話でもないんでしょうね。
それにしても、フィエスタが小型化したとなると、Kaのサイズも気になりますし、実際フォーカスとの大きさの差がありすぎてラインナップとしては結構難しそうなんですがどうでしょう。将来中間を埋める車種ができるのか、次のフォーカスがまた小さくなるのか、はたまた発表されたディメンジョンに間違いがあるのか…。
と、興味の尽きない新型フィエスタですが、暫くはAUTOCAR誌で楽しむより他なさそうです。

[`evernote` not found]

Categories: Car

北関東澄生めぐり » « 続・次期FIESTA情報

9 Comments

  1. Kahanさんの画像処理,流石です!
    ジョーンズさんは事実上は開発後に辞めたんでしょうかね。雑誌などでは「究極のハンドリングマシンを目指した」などと書かれているので,走りは磨かれていると思うのですが。
    視界の広さや荷物の出し入れのしやすさ&トランク内での安定のさせやすさ,スイッチ類の明快さはこれまでのフィエの隠れた美点だったと思うのですが,こればっかりは実車を見て判断してみたいですね。
    ちなみに・・・オイスターに塗るとどうでした?(笑)

  2. 次期フィエスタのデザインは、ほぼヴァーブに近いモノになりましたね♪
    私の印象としてもデミオと比べても彫りこみが強くいかにも彫刻的なデザインがデミオより上質に見えます。
    インテリアもグレードによって若干の仕上げの違いはありそうですが仰る通りノキアの携帯のようです♪
    問題は日本に入れるかどうかですね…

  3. これは……フロア周辺だけじゃなくて本体内側のモノコック構造も共用してるんでしょうね、多分。
    しかし顔がでかいなあ(笑)

  4. 新フィエスタのサイドビューを見ると、全体的なシルエットやフェンダーアーチ、サイドを走るラインの切り方などに初代フォーカスのエッセンスがうまく活かされている印象があります。
    やや硬質だったニューエッジから、時代が求める表現性を備えたキネティックへ、なかなかうまい発展ではないかと思うのですが、ともかく実車が見たいですね。。

  5. >>れいんさん
    ノーマルグレードに関しては間に合ったかも知れないんですが、STは現行のように2万キロ走り込んで…とはいかないんでしょうね。
    オイスター…というかこの形は濃いめの色が似合いそうだったので試してなかったんですが、オフィシャルのグリーンから想像できそうですね。
    >>しょっぱーずさん
    ちょっと段違いのレベルを見せつけられたような感じですね。あとはラテンのようにもう少し粋な雰囲気が備われば言うことないんですが…。
    >>堕民さん
    まあ、デザイナーはもはや顔として捉えてはいないんでしょうね。きっと。でもあまりお口の大きいのはアレですなぁ。
    >>ロボ部長どの
    モンデオのキネティックを見た時は「あー、この流れは好みじゃないなぁ」と思ったんですが、随分しなやかになって出てきたのが嬉しかったですよ。今度のフィエスタは相当な意気込みを感じます。フォーカスはどんなキネティックになるんでしょうね。

  6. 山を走ってて、この顔がバックミラーに映ったら道を譲っちゃいますね☆ 速そう!
    ボディーも小さく軽くなるなら言うこと無し・・・と言いたいとこだけどSTのエンジンは何を積むんでしょうね?

  7. >>ケイさん
    さしあたっては同じエンジンじゃないかと思うんですが、マツダが2010年までにガソリンエンジンを一新すると発表していますんで、タイミングによってはその新型が搭載される可能性もありますね。個人的にはあくまでNAで言って欲しいんですけども…時代はロープレッシャーターボなんでしょうか。

  8. mazda2のリアーウィンドウのラインはとうとう長らく続いた本田も求めたスピットファイアーの流れを超えた。これ以上もこれ以下も
    別の印象になってしまう、限界の形状。

  9. >>名無しどの
    クリエイティブの世界で、そうそう簡単に「限界」などという言葉を出すのは、レベルの低い印象を与えます。この程度で限界なのであれば、アプローチそのものが間違っているんじゃないかと言うことにもなるわけです。

Kahan にコメントする コメントをキャンセル

Your email address will not be published.

*

Copyright © 2017 Kahan Plus

Theme by Anders NorenUp ↑