久々のソウルジャズ系ライヴでしたが、とても楽しい時間を過ごせました。

Marlena Shaw at Billboard Tokyo

先週の水曜日、たまたまDavid T. Walkerのウェブサイトを見ていたところ、今回のBillboardでのライヴの告知を発見。スケジュールを見るとなんと今まさにまっただ中!で一気にボルテージアップ。”Who is This, Bitch Anyway?” Reunion Tour と名付けられたこの催し、内容、メンツ、そして時期的にも「行っておかないと…」と言う気になって、気づくと予約完了していました。

聞けばこのツアー、3年連続だそうですが、原発事故のため、外国の人は日本人が考える以上に、日本に来たがらない中、こうしてメッセージも添えて来日してくれるのは本当に有難いことです。

それにしてもBlue NoteレーベルのWho is This〜がBlue Note東京ではなく、Billboard東京で行なわれるのは面白いですね。ほとんどライヴに足を運ば(べ?)ない自分は、そのBlue Noteも移転前に一度行ったきり、Billboardは初めてでしたが、ミュージシャンを間近に楽しめるほか、リラックスしてショーを楽しめる空間がとても気に入りました。驚いたのは客層で、皆自分のようなオッサン世代かと思っていたら、若者の方が多いくらい、しかも女性が多く、自分ら夫婦の両側とも若い女性で、ひとりで来ていた方も結構見られました。

Billboard Live Tokyo

1975年にリリースされた”Who is This, Bitch Anyway?”ですが、自分が初めて出会ったのは高校3年頃の1985〜6年頃でしょうか。以来ずっと最も大切な1枚であり続けたわけですが、今またこうして当時のメンツそのままに生演奏に触れられたことには、とても感慨深いものがあります。

リリース以来35年、Larry Nashはちょっと若いそうですが、Marlena Shawが68歳、David T. Walkerは前日に誕生日を迎えて70歳、Chuck Raineyは9日前に71歳、Harvey Masonは64歳と、皆けっこうなお年になっていますが、1音鳴らしただけで、一瞬にしてソウルフルな世界に引き込むパワーと言うかフォースはいまだ健在。と言うより、この歳でもこうして活動を続けている事そのものが、彼らの音楽の深さ、楽しさ、そして普遍性を表しているように思います。ちゃんと会話から入る”Street Walkin’ Woman”からアンコールの”Loving You Was Like A Party”まで最高でした。まったく”Social Service”な人たちですね。

ところで 、”Who is This, Bitch Anyway?”と言えば、今回のツアーには参加していませんでしたがDennis Budimirというギタリストも忘れてはいけません。”Davy”や”You”などでとても印象的な演奏を聴かせてくれるほか、Blue Noteで双璧アルバムと言われているCarmen McRaeの”Can’t Hide Love”でも、シブ〜い演奏をしている方です。ステージで複数ギタリストというのはなかなか難しいかも知れませんが、1度彼も加えたセッションを見てみたいものですね。