昨日、赤坂で打ち合わせがあったついでに、新国際ビルの「スパゲッティ ハシヤ」で久々に「たらことウニのスパゲッティ」を食べた…のはおいといて、折角なので、今噂の「六本木ヒルズ」まで歩いて行った。

自分がそれまで覚えていた光景が一変しており、突如降って湧いたような空間がそこにあってびっくり、人もかなりいた。お決まりの高層ビルと展望台、ガードマン…もう、この手の再開発はどうでもいいような気がするが、7歳~9歳くらいまで元麻布の暗闇坂の上に住んでいたので、この辺は馴染みがある。塾をさぼった時や、親に叱られて追い出されたときは、旧東日ビルの地下にある書店で「谷村新司の天才・秀才・ばか」を立ち読みした。この書店は紙のカバーのかけかたが独特だった。

ヒルズ内にある庭園は旧ニッカウイスキーの時代の庭園を生かしたのだろうか?壁を乗り越えてザリガニを捕った思い出がある。
ヒルズのすぐ裏手には南山小学校があるが、転校の多かった自分は、ここには2年生から4年生の2学期まで通った。転校当時は校舎立て替えのため、仮校舎だったので、まさにこの校舎は自分の在学中にできたものだ。その割に今ひとつピンとこない。お決まりだが、学校前の道路も「こんなに狭かったのか」と今さらながら驚く。玄関から校庭を見て思い出してきた。「あそこの鉄棒から落ちて前歯がかけて、差し歯になったんだよなあ…」

そのあと当時の通学路をたどって麻布十番方面に向かう。少年野球チームの監督さんのパン屋はまだ健在、暗闇坂下の清水玩具店はむかし駄菓子屋でザリガニ捕りのエサを購入したところ。十番自体はアーケードがあった頃と随分変わってしまったが十分懐かしさを感じた。
当時、よく3人組で遊んでいた友人たちの家は残っておらず、●●君の住んでいた「メゾン●●」は会社になっていた。彼のご両親がマンションの所有者で、彼の家は最上階の1フロア全体を占めていたと記憶しているのだが、売ってしまったと言う事だろうか。マンション名を書いたプレートはなくなっており、少し寂しい思いがした。

東京に変わるなと言うのは無理な話だが、六本木ヒルズのような再開発は思い出も消し去ってしまう。今住んでいるところはこの先20年経ってもほとんど変化はなさそうだが、幼少の思い出は大事にしたいものである。
いやはや暑い1日だった。