快晴につき今回は金沢には寄らず、高岡は瑞龍寺さんに行くことにしました。

高岡山 瑞龍寺で伽藍を堪能

福井からは特急しらさぎで金沢まで行きます。7分後にはサンダーバードもあるので、どちらか空いてる方に乗ればいい…と自由席にしました。

金沢駅

金沢からは北陸新幹線に乗り換えて新高岡へ。北陸新幹線ができる前は、しらさぎやサンダーバードに乗ったまま高岡まで行って、駅に荷物を預け、悠々と瑞龍寺見物に行けたものが。乗り換えが必要になっただけでなく、”新”高岡駅についてしまうため、荷物が預けられません。全便じゃないにしても、何本かは富山直通を復活させた方がいいように思いますが、どうでしょう。

それに新高岡ならまだ新幹線の隣駅設定で多少マシですが、富山となると運賃もかなり上がってしまったんじゃないでしょうか。

長生殿

金沢駅での乗り換え時間が40分ほどあったので、土産コーナーで小堀遠州直筆の文字が木型になっているという銘菓「長生殿」を購入。水戸黄門第9部「百万石の味自慢」で八兵衛が売ってもらえなかったアレです。生の落雁というのが特徴ですが、その味わいは赤穂銘菓塩味饅頭のガワを連想させます。

北陸新幹線

金沢からはその、サンダーバードやしらさぎが削られた区間を担当する「つるぎ」に乗車、車窓からは雄大な立山連峰が望めます。北陸新幹線の運転士もこの眺めには癒されるんじゃないでしょうか。

瑞龍寺は新高岡駅と高岡駅のちょうど中間にあり、距離も1kmちょいと、さほど遠くもないんですが、重い荷物はちょっとしたトレーニング。ありがたいことに到着した瑞龍寺では、拝観料を払うところで荷物を預かっていただけました。

高岡山 瑞龍寺

加賀藩三代藩主前田利常が、法円寺を改築して二代藩主利長の菩提寺とし、その後伽藍の整備が行われたとされる瑞龍寺。寺院建築としては比較的新しく、国宝指定も1997年と最近ですが、回廊を持った完璧に近い形で残っている伽藍ということで、以前より参拝したいと思っていました。総門から一直線に並ぶ伽藍が壮観です。

臨済宗と違い曹洞宗の寺院ではこういった回廊が長く造られ続けていたそうで、それは各堂舎を移動する修行形態によるものだとか。

高岡山 瑞龍寺

国宝の山門、焼失によって19世紀に入ってからの再建で、まだ200年足らずのもの。幾多の組物や扇垂木が禅宗様を猛烈にアピールしていますが、じつは禅宗様は個人的にちょっと苦手、それでもここの回廊を擁した伽藍には一見の価値ありと感じます。

高岡山 瑞龍寺

こちらは仏殿で1659年の建立、当初杮葺だった屋根は雪対策でしょうか、ほどなく鉛瓦にあらためられたそうです。奥の大庫裏は残念ながら現在工事中。

高岡山 瑞龍寺

一番奥で回廊が収まっているのが法堂、中では前日行われていた節分の片付けをやっていました。この奥脇に利家公や利長公の石廟があります。

瑞龍寺からはまた高岡駅まで歩き、そこから氷見線で宿のある氷見へと向かいます。

夕景の立山連峰

陽も落ち始め、氷見線の窓からはほんのりと赤く染まった立山連峰が望めます。この山並じたいは13年前に富山を訪れた際にも見ましたが、海ごしの景色はまた格別、まさにこれが見たくて来たようなもの、今日1日の天気に感謝です。

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