水鳥観察館をあとにして、厚岸からまた釧路へと戻ります。

細岡展望台

と、ここで大幅な予定変更を余儀なくされます。明日の午前枠(9時〜11時半)で予定していたタウシュベツ川橋梁見学ツアーですが、今日はこんなに快晴というのに、明日はアンラッキーなことに雨の予報。仕方なく別枠の空きを打診し、多少は雨の確率が低いであろう明後日の早朝枠(5時半〜7時15分)に変更しました。

早朝のツアーは午前のツアーと違って旧幌加駅などの見学がないのですが、より良い環境で見学できるように、できることはしておこうというわけです。

国道44号線を途中上尾幌方面に折れて、最短コースで進み、4時過ぎに駐車場に到着。「道を覚えない」と、普段あまり好きではないカーナビですが、目印らしい目印のない北海道ではやはり便利、でも旅行後の復習は怠りません。

釧路湿原駅

駐車場からほど近い「釧路湿原駅」に間も無く列車が来るということで、ほんとうにこんなところに駅があるのか…と思うような森の中を進んでいくと、ログハウス調の駅舎がありました。なにやら探検ぽくて面白い。

キハ54

列車は程なくやってきました。花咲線と同じかと思いきや、爽やかなブルーにエゾスカシユリ(逆サイドは知床連山)の模様が描かれたラッピングが施されています。後で調べてみると、昨年運転を終えた流氷ノロッコ号を引き継ぐ形で登場した「流氷物語」号に充当されている車両でした。

細岡展望台

そして、細岡展望台に到着。釧路湿原にはいくつかこういった展望台がある中で、最も眺めがよくかつ行きやすい展望台として知られているのがここ、噂に違わぬ雄大で素晴らしい眺めが広がります。

夕景の名所としても知られていますが、最も陽の長いこの時期の日没時間は午後7時過ぎ、4時半ではまだ単なる逆光です。タウシュベツツアーの日程が変更となり、明日の朝早く出発する必要がなくなったことから、ここは一旦「細岡ビジターズラウンジ」に立ち寄って時間調整することに。

細岡ビジターズラウンジ

広々とした空間の中に、北海道の動物達を撮った素晴らしい写真が飾られています。食べ物も一風変わったものがあって、ちょうど小腹も空いてきたのでエゾ鹿肉を使った「まりもまん」と、ジンギスカン味の「豚まん」を「メロンジュース」、「ハスカップジュース」でいただきましたが、これがなかなか美味くてオススメです。

店の方のお話を聞いたりしているうちに6時半頃になり、再び展望台へ。

細岡展望台

残念ながら雲が出てきてしまい、地平線に沈んでいく様子は見られませんでしたが、地球と宇宙を感じる雄大な眺め、堪能しました。

いよいよ釧路でのラストイベントとなる晩御飯です。
釧路での食事というと「和商市場」や「炉ばた煉瓦」あたりがメジャーですが、われわれがチョイスしたのは、幣舞橋たもと、釧路フィッシャーマンズワーフMOOの中にある「港の屋台」。

港の屋台

ここは屋台風に店が並んでいて、もちろんそれぞれの店で食べることもできますが、真ん中のテーブル席に座ると、フロア内のどの店でも注文できて、なおかつテーブルまで料理を持ってきてくれます。今回のように釧路市街で1食しかできず、海鮮も名物のザンギも食べたいというときにはもってこいのシステム。

港の屋台

しかも新鮮なネタの寿司がまた驚くほど安く、これでたったの1200円!
ただ、うまければうまいほど残念なのは呑めないこと。明朝の予定がないのであれば、帯広までは特急で行けば呑めるし、寝ていけるのに…

さて、時刻はすでに20時半、本日最後の任務は帯広までの運転で、その距離約120km。食後だけに眠くなるのが心配でしたが、途中セイコーマートに寄ったりしたいので、あえて高速は使わず、白糠、浦幌、豊頃、幕別経由で行くことに。

途中、星がものすごい見え方をしていることに気づいて車を停め、降りてみたところ「く、臭い!」(笑)。どうやら水産加工会社が近くにあったようです。もう少し進んで恋問の道の駅で見直したところ、まさに何年振りかで見る満天の星空、夏の海沿いでこれは全く驚異的で、道東恐るべしです。
さきほどまで特急で行けばよかったかと思っていましたが、こればかりは車移動でなければ味わえなかったかもしれません。

帯広には日付が変わる頃に無事到着、長い長い1日が終わりました。

[`evernote` not found]