前半戦最後の第9戦アメリカGPで、ついに、ついに表彰台に上がりました、佐藤琢磨選手。


日本のファンとしても、歓喜というよりはホッとしてるんじゃないだろうか。それこそ F3時代のマカオGPからいろいろあったし、ようやくといったところ。しかしチームは痛恨の作戦ミス。結果論ではあるが、中盤のフェラーリのペースを考えると、優勝だって可能性があったはず。おかげで数々のオーバーテイクシーンを見られはしたが、危うく下位に沈むところだった。そんなかでハイペースを維持しプッシュし続けた琢磨は立派。オンボードカメラでみても開幕数戦とは全く違う、繊細でスムーズなドライビング。マシンが熟成されて来たとか、琢磨自身がドライビングをつねに模索して来た結果とかいろいろあるだろうけど、とにかく素晴らしかった。
予選にしても、今回のBARは燃料多めだったから、フェラーリ程度の搭載料であればポールもいけた。たらればは言うまいと思っていても、やはりビッグチャンスは確実にモノにしていかないとF1の世界は厳しい。
ヨーロッパに戻って後半戦が始まれば、予選方式も変わるという話だし、まずは結果を出せたという事で琢磨自身の気持ちも落ち着いてくることから、優勝も期待出来るのではないだろうか。もちろん、簡単な事ではないだろうけれど。
まだ情報が少ないのだが、今回で作戦ミス以外に残念なのは2つ。
ラルフのクラッシュからメディカルカーが到着するまでの時間が長過ぎる。ドライバーが全く動かないマシンをみて本当に心配した。そりゃあ、思い出します。あのときを。
もうひとつは、ミハエルの追い越しペナルティが審議にもかけられていない事。自分もレギュレーションを把握しているわけではないのだが、審議にもならないということは、そもそもレギュレーションにも抵触しなかったということなのか?それとも…。
カナダの時から、フェラーリの、というよりミハエルの好き放題にされている状況で、特にミハエルのアンチではないのだが非常に後味が悪い。カナダではバリチェロは4周分も燃料を残してピットインさせられたり、今回もミハエルのバリチェロに対するドアの締め方は同じチームとは思えないし、ルール違反すれすれの追い越しや、幅寄せも見せる。
もっとスポーツの精神を大切にしてもらいたいものだ。

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