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着盤「カツァリス/ベートーヴェン/交響曲全集」

グールドの弾く「運命」と「田園」に味をしめて、ほかの交響曲のピアノ編曲ものも聴いてみたくなってきた。そこでみつけたのがこのカツァリス盤だ。

カツァリスというピアニストは恥ずかしながら全然知らなかったけれど、かなりの技巧派らしく、この交響曲の編曲もリストのものに自ら加筆したうえでの演奏らしい。第九のピアノ版なんていったいどんなんだろうとちょっと期待しながら聴いてみたが…なんなんでしょう、この音は?まったくもって味気のない音。まるでロボットが弾いているかのような印象で、普段ロボットのようだと評されているポリーニの方が何百倍も美しい音を出す。確かにこの曲を演奏する事は難しいのかも知れなくて、技術的な心得があればそこんとこをそれなりに楽しめる作品なのかも知れないが、まったくもって無味乾燥な印象なのだ。
それに、グールドの時はこの「田園」もいいナ。と思えるものだったけれど、カツァリスのものを聴くと、「なにもわざわざピアノで弾かなくたって、オケの方がよっぽどいいじゃん」と思ってしまうほどのもの。
クルマにもスペックオタクがいるように、音楽にも超絶技巧オタクがいるんでしょうから、存在意義がないとはいわないが、私はダメですね。こういうの。
でも、もうしばらくおいてからまた聴いてみるかな。

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Categories: Music

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3 Comments

  1. ピアノを弾かない(弾けない)人にはカツァリスの凄さも理解できないだろうね(^Д^)ゲラゲラ

  2. たしかに、もっと歳をとってから聴いてみるのもいいかも

    2012年10月21日 — 10:24 PM

    ポリーニという人は内側にひめた情熱はものすごいものがあるというのが
    演奏からもわかるんですが、ロボットのように聞こえちゃいますか。
    そういう趣味の人だと、カツァリスはあわないでしょうね。
    カツァリスのひくひとつひとつの音にこめた説得力はすごいんだけどなあ。

  3. Kahan

    2012年10月29日 — 5:02 PM

    たしかに様
    コメント頂いてあらためて記事を見直したんですが、酷い書き方でしたね。すみません、今ならもう少し違う書き方をしていると思います。それにカツァリスって熱烈なファンの方が多いんですね。
    これを機会に聴き直してみて、印象は以前とは多少違いましたが、自分の場合彼の音色がどうにも苦手なようです。ただ、聴き込んで覆ったミュージシャンは数知れず…ですので、また折に触れて聴いてみたいと思います。

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