羽越線事故

福知山線の事故の記憶もまだ生々しく残っているのに、またも、悲惨な鉄道事故が起こってしまった。

ただ、電車に乗っていただけなのに、少し前にメールのあった肉親が突如この世からいなくなってしまう…、こんな受け入れがたい事があるのだろうか。考えただけでも恐ろしいのに、実際に事故に遭われた方々のご家族の思いたるや、想像を絶する。しかし、これを鉄道事故と断定してしまうのもちょっと鉄道会社には酷かも知れない気もしている。電車に乗っていた事そのものが直接原因とは考えにくいからだ。
以前、北海道でトンネルが崩落し通過中のクルマが巻き込まれたという事故があった。崩落原因を別にすれば、これはドライバーが悪いわけでもなく、たまたま天災に遭ったということになる。歩いていただけで落雷に遭ったとか、家にいただけで隕石が落ちてきたなど、どうしようもない要素も多く考えられる。突風に遭ってしまった事自体は不幸であったとしか言いようがないのだ。
例によって報道では、「もっと速度は落とせなかったのか」とか「車体の強度はあんなものなのか」など、福知山線の時のことがあるのか、全ての責任を鉄道側に押し付けんばかりの勢いだ。しかし、もし、鉄道側に責任がある場合、ああいった盛土築堤を走るところは全国にいくらでもあるし、それだけの距離に対してきめ細かい風速計測や、防風設備等をするとなるとメンテナンス等も含めて考えれば、実際問題として採算の合わない路線も出てくるだろう。例えば、わが小湊鉄道などは到底そんなことはできないように思える。
ただし、事故は起こってしまった。鉄道各社がなんの対応もしないというわけにもいかない。風速計の設置場所拡大と性能アップだけでは根本的な解決にはならないだろうし、しかし長大な線路設備にまんべんなく防風などの安全対策を施すには時間もお金もかかる。対策できるとすれば車体側だろうか。床下両サイドにスポイラーを付けて車体下部に風が入り込みにくくするとか、シートベルトを設置するなどだ。また、今後の新造に限られるが、車体の断面形状を研究するといのも必要になってくるかも知れない。
線路幅の影響はあるだろうか?一般にJRは線路幅が狭いが、この功罪はいままで建設コストと、カーブでの影響のみが語られてきたように思う。カーブでの影響は車両技術と角度を付ける事でほとんど言われなくなっていたが、こうした突風等の横や下からの外乱に対しては、狭い線路幅は今なお影響があるのではなかろうか?これらは素人考えにすぎないのだが、鉄道会社が施せる対策はせいぜいこんなところではないだろうか。
それにしても、クルマは相変わらず事故率が高い中で、飛行機も最近危ない、電車も危ない、家にいるのが一番と思いきや、それも耐震強度偽造で危ないでは、いったいどこにいればいいんだろうか。

羽越線事故」への4件のフィードバック

  1. 私も思った(>_<)さっき小さかったけど3回も地震があったよ!
    かはんどのんところは感じたかなぁ。怖かった・・・
    マンションの人は急いで外に飛び出してるんじゃないかとか
    電車も車もパニくるなとか。もう運命としか思うしかない?
    一寸先は、闇ですわ。。。

  2. めぐやーん>>
    地震…2度は分かったけど、例によって走り回ってたので1回は気づかなかった。災害は突然やってくるからねぇ。心の鍛錬をしないと。

  3. いろいろ要素はあるのかもしれないけど、今回の事故は誰を責めるわけにもいかないなぁ~というのが私の感想でした。もちろん天災と一言にしてしまうのも、亡くなった方々の命の重さを考えれば軽すぎるのかもしれませんが・・・
    大人も子供も其の命の重さは平等ですが、小さいお子さんが犠牲になることが何よりも辛く感じています。

  4. しゃちこさん>>
    そうですね。小さいお子さんはもちろん、自分よりも若い方が亡くなられるとより胸が痛みます。最近多発の幼女殺害事件などはホントに気分の悪い事件ですね。捜索の続いていた母子は申し出があったようですが、どうなるでしょうか。

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