18日から22日まで、やっと念願の奈良を訪れることができました。



「寺好きなら京都よりも奈良」とはよく聞きますが、京都が祖母や祖父のところへ行く途中にあったのに対し、ルートからちょっと外れてしまうために随分長いこと行けずじまいでした。テレビでドキュメント番組をずっと見ていた唐招提寺金堂の平成の大修理が終了したのを機に、ついに行くことになったわけです。

唐招提寺の金堂は、11月3日に落慶法要が行われ4日から一般開放になったんですが、今度は薬師寺のシンボルである東塔が解体修理に入るとの情報を得ました。時期としては来年頃からとされていますが、この修理が始まればまた8~10年はかかるうえ、西塔と同様に連子窓などを復活させるらしく、旧観を拝めるのも最後のチャンスとなります。なので、この間に行っておこうと言うわけです。

それにしても奈良の情報の少なさにはビックリ。京都に比べると相当少なく、例えば代表的な旅の情報誌であるマップルマガジンに「奈良」は存在しないんです。るるぶの方には「奈良・大和路」があるんですが、マップルの方は「京都・奈良」になってしまうんですね。これってどうなんでしょう?確かに京都は寺もあるけれど、それ以外のものが遥かに充実していて遊べるんでしょうね。

それでもお寺そのものは超弩級が点在する奈良はとても魅力です。寺域も広く、1000年超の木造建築が相当数残っているうえ、お寺を取り巻く環境も素晴らしい。これには東京~大阪の線から外れた奈良の立地によって、近代化の波が小さかったことによる恩恵でしょう。

今回、和歌山県にある妻の実家にも寄るので、お寺巡りができるのは3日間。ピックアップされたのはまず西ノ京エリアにある唐招提寺と薬師寺、それから斑鳩エリアの法隆寺、法輪寺、法起寺、中宮寺、これで2日間は確定です。残りの1日を浄瑠璃寺&岩船寺と、室生寺&長谷寺とでかなり迷いました。浄土庭園に定朝仏の浄瑠璃寺も捨て難かったんですが、今回は名阪国道から行きやすい室生寺グループにしました。

奈良と言えばまず東大寺や興福寺が有名なんですが、これらのお寺は平家贔屓には困ったお寺だったので、と言うのはなかば冗談で、少し前に妻は会社の同僚と正倉院展で訪れていたのでパスしました。
そんなわけで、ここしばらくは奈良ツアーレポートになりそうです。

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