大徳寺 瑞峯院 庭園

京都庭めぐりの旅 ~ 大徳寺 瑞峯院

さて、大徳寺の庭めぐりも境内南寄りの瑞峯院に到着。


まっ先に現れる清楚な中庭が期待を抱かせてくれます。

大徳寺 瑞峯院

創建当時のままの建物で、重要文化財に指定されている方丈に移ると、その南側には独坐庭と呼ばれる枯山水庭園が広がります。これは開祖である大満国師の400年遠忌を機に作られたもので、作庭にあたったのは重森三玲。ちなみに瑞峯院はストリートビューでも見られます。

蓬莱山を表す巨大な立石と寝かされた石の組み合わせは、同じく重森三玲の東福寺を想い起こしますが、豊富な白砂によって作られた深めの砂紋と相待って、なかなか立体的で見事な構成です。重森の作品らしく、ちょっと多弁でくどい面もありますが、分かりやすいと言う点では良いのかもしれません。ただ、砂紋がリアルすぎて、雄大な大海原と言うよりも、実物大の池を想像してしまいかねないかも。

大徳寺 瑞峯院

反対の北側には、こちらも重森三玲の閑眠庭があります。

この庭は開基の大友宗麟氏がキリシタン大名であったことにちなんで、十字架がイメージされているそうですが、あまりそのあたりは意識せずに見ている方が馴染んでくるような気もします。

現代の新しいお庭とはいえ、全体的にとても奇麗に維持されていて、気持ちの良いお寺です。大徳寺塔頭の庭園群にとって良いバリエーションになっているのではないでしょうか。


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