正伝寺庭園

明るく開放的 正伝寺庭園

三条京阪からバスで「神光院前」へ、お目当ては正伝寺です。

バスを降りてとりあえず「そば処松庵」さんで腹ごしらえ。この辺りはほとんどお店がないおかげで却って迷わずに済みます。京都ってことで親子丼を注文したところ、ランチだからでしょうか、蕎麦もついてくる嬉しいサービス、満足です。

正伝寺

お蕎麦屋さんから正伝寺の門までは約450m、5〜6分で着きますがなにしろ灼熱のため、できるだけゆっくり歩きます。郊外とあって洛中のお寺と違い、門はとても風情があります。正伝寺は正式には吉祥山正伝護国禅寺と言うんですね。

正伝寺

門から庫裏までは森の参道を200mくらい歩きます。ぱっと見はいい雰囲気なんですが、じつはこの正伝寺さんはまわりを進駐軍が開発に関わったというゴルフ場に囲まれており、そこかしこでコースが垣間見えてちょと変な感じ。

そしてお目当ての庭園、実に明るく開放的、そして和やかなお庭です。ついた時は他に誰もおらず、この空間と時間を暫し独り占めしてしまいました。

正伝寺庭園

獅子の子渡しと言われる七五三の刈込みは、もっとコロッとしたお饅頭のような造形かと思っていましたが、意外と縦に長め。配置の構成もユル目です。

かつて、デヴィッド・ボウイ自らCMの撮影地としてここを選び、庭を眺めて涙したと言われています。確かに、このお庭を眺めて得られる感覚は多少西洋寄りかもしれません。

石は一つも据えられず、刈り込みだけと言うことは、逆に捉えると庭の造形の全てを人が制御できるとも言え、成り立ちやコンセプトに違いを感じます。それにここはあまり時の流れを感じません。

正伝寺庭園

円通寺と並んで借景庭園の代表と目される本庭ですが、実際に来て感じたのは「気がつくと比叡山ばかり見ている」こと。もちろんこの日は見通しが良かったこともありますが、意外と庭そのものに目がいっていないことに気付きます。

円通寺の方が比叡山に近い分山も大きく見えるのですが、より調和していたようにも思います。これはどちらがいい悪いの話ではなく、コンセプトの違いかと思います。

正伝寺庭園

こちらは庭の裏側の様子。ちらりと見える方丈も結構な建物で、血天井が有名ですが、もともと聚楽第にあったものが伏見城に移され、さらに金地院を経由してここに収まったというもの。様々な歴史を見てきたことでしょう。

出町ふたば

さて、正伝寺からはまたバスで出町柳に戻り、出町ふたばでエネルギー補給の豆大福を買ってからおけいはんで深草へ向かいます。

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